画像診断 / IMAGING
CT検査
CT検査は、体を輪切りにした画像でお馴染みだと思います。レントゲンやエコーなどの一般的な画像検査ではわからない病変を詳細に見つけられることに加えて、他臓器との位置関係や血管走行との関係もわかり手術支援にとても有効です。また、不必要な手術を避けることが可能となります。
特に、椎間板ヘルニアやお腹や胸の病気の発見や口腔疾患や整形外科疾患にも大変有効です。
CT検査を行うようになり、医療の質が格段に向上しました。
当院ではCT読影トレーニングを受けた獣医師が診断しています。また難しい所見においては、より経験を積んだ獣医師によるセカンドルックも行い、精度の高い診断を可能にしています。
検査の流れ
- CTの撮影は基本的に予約制となります。
- 全身麻酔下で撮影します。
動くことで画像が乱れると、診断に有用な所見は得られません。
また、CT撮影を行うほとんどの動物が病気を持っています。
麻酔前検査も入念に行い、麻酔が可能かどうかをしっかり判断をしてCT検査の準備をします。 - 検査前日から絶食などのお願いがあります。
詳しくは検査日が決まった時にお伝えいたします。 - 検査は日帰りで行います。
入院しているまたは、特に全身状態が悪い場合を除いて、検査は日帰り(朝~夕方)で行います。 - 検査結果のご報告には数日かかる場合があります。